気づいたら14年が過ぎていた話
4月30日を持ちまして、
14年間お世話になりました美容室mopupを退社致しました。
高校卒業後、中学生の頃からの憧れだった美容師の道を目指す事に。
進路を考える頃にはなんとなく、
「もう、学校はいいかな。。」
なんていう「15の夜」的な思いと(イメージ)
美容学校はお金がいっぱいかかりそうだなっていう思いから、就職を考えていました。
当時はインターネットやスマホも普及していませんでしたから、
僕が知っている美容院なんて片手ぐらいしかなく
その中で、岡崎では有名な某美容室にまずは電話する事に。
『あのー、来年の春に高校を卒業するのですが、美容師になりたいのですが
働かせてもらえませんか?』(僕)
「うちは、美容学校卒業した子しか採用しないんですよ 」(お店の人)
『........」(僕)
さて、困ったぞ。
片手しかしらない美容室のうちオシャレな所が消えた。
ん〜、どうしよう。
とりあえず、行きつけの美容室の美容師さんに相談してみよう。
「美容師になろうと思ったですけど、困ってるんです」(僕)
「うちのオーナーに聞いてあげよっか?」(Nさん)
「!!!!」(僕)
当時通っていた美容室は僕が知っている片手の美容室のなかでも最高に
かっこいい美容室でした。
まさか?俺もmopupの一員になれるのか?
そして、無事に面接の日時も決まり、
面接は僕が通っていた本店ではなく248沿いの「side-B」で行う事に。
「ケーキ屋の隣だけど、わかる?」(Nさん)
「ケーキ屋。。。わかります!!!」(僕)
そして、面接当日、時間に余裕をもって家をでまして
side-Bに向かう事に。
無事にケーキ屋に到着しまして、ケーキ屋の隣に向かうと、
「?????」
あれ?
ケーキ屋の裏にまわると、
「????」
あれ?
そこには美容室らしいものはなく、
あるのは長崎ちゃんぽんの店でした。
おかしい。。。
(ケーキ屋って◯ルピーノだよな。。。)
僕は走りました。
アル◯ーノの周りをグルグルと...
ない!美容室はここには!
半泣きで電話をかけて事情を説明したら、
ケーキ屋違いだという事がわかりました。
急いで説明された店に向かうと、
ケーキ屋が。。。モンテローザありました。
そしてその隣には外からは美容室とはわから無い美容室が。
初めて足を踏み入れた衝撃は今でも忘れられません。
僕が知っている美容室とはまったく違う空間と、
面接に遅刻してきたという絶体絶命感が鮮烈に記憶に焼き付いています。
絶対落ちたと思っていました。
後日オーナーから電話がかかってきて、
「ん〜やっちゃう?」(オーナー)
「!!!!はっはいっ」(ボク)
まさか面接に遅刻したのに働けるとは。。。
そして配属されたのも面接と同じside-Bで。
そんな14年前の事を今でも良く覚えているんだなー。
14年間異動も無かったので、
本当にこの場所と一緒に歩んできました。
長いようであっという間の14年間。
苦しかった事もあったけど幸せな時間でした。
美容師人生これから第二章始まります。
松村
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